XBEEは、本質的に環境の保護・保全に寄与します。まず、酵素燃料技術XBEEは完全に有機物から構成されているため、環境を害することはありえません。さらに、XBEEは、リサイクルしやすい素材のプラスチック容器に入れ液体の状態でお届けします。非常に大量の場合は、専用の再利用可能な容器で輸送・保管されます。これはすべて、世界のより持続可能な開発計画の一環です。
しかしながら、環境に対する最大の効果は、酵素燃料添加剤XBEEが、温室効果ガスの排出をすべて削減する優れた能力を持っているということです。実際に、複数の独立した研究機関で行われた測定によれば、酵素燃料技術XBEEにより、大抵の場合、CO、CO2、NO、NOx、SO2、粒子状物質の排出に起因する汚染が10%以上削減されます。
ユーロフィンの研究所(当時はアスカルと呼ばれていた)によって、ソミュール市のバスネットワーク(ヴェオリア・トランスポール社によって運営されている)のサンプルから汚染ガスの排出量が測定されました。
一例として、測定された平均排出量(CO2、CO、NO、NOx、VOC)において、12.27%の削減が見られました。このことに基づき、100台の保有バスがXBEE燃料を使うだけで、年間250トン近いCO2排出量を削減できることが証明されたのです!
カリフォルニア州(米国)では、バークレー校の燃焼分析研究所において、いろいろな再生植物油の混合物をベースとするバイオディーゼル油とバージン大豆油の二種類の燃料について、XBEEによる酵素燃料処理の影響が測定されました。
この測定から、XBEEバイオディーゼル油では、現行規格に適合したディーゼル油(CARBディーゼルは硫黄含有量が少ない)と比較して、NOx排出量が増加する傾向にある標準バイオディーゼル油とは対照的に、NOx排出量も削減できるという、注目すべき結果が得られました。
オランダの大手浚渫会社の社内評価では、温室効果ガス排出量が純減するとともに、燃料消費量に対する直接的な効果が見られるという、非常に興味深い結果が見られました。
測定は、バーレーンで認定されているエンバイロテック・コンサルタント会社のWLL研究所で行われました。配合はすべて、浚渫会社の技術者が計算しました。彼らは、国際海事機関(IMO: International Maritime Organization)のE2指令に従って、さまざまなエンジン負荷をかけてみました。
このように有害ガスの排出量が明らかに減少する傾向は、HFO380センチストークスを燃料とするエンジンを含め、何度も確認されています。
ブルターニュフェリー社のモンサンミッシェルフェリーでも同じです。測定は、ユーロフィンの研究所(当時はアスカルと呼ばれていた)が船内で行いました。XBEEによる燃料処理によって改良された燃料を2ヶ月間使用した結果、ガス排出量が平均で24.56%減少しました。1年後、CO2単独では11%の減少が見られました。このことは、このフェリー会社のようなフリートでは、大気中に排出される二酸化炭素が年間約45,000トン削減されることを示しています。
デクラ社に所属するスペインのアンビオの研究所においても、同様の測定・観測がなされています。同研究所の技術者らは、Frinsa del Noroeste社が運営する発電所の排ガスを分析しました。
エンジンにはXBEE HFO380が6ヶ月間使用され、平均22.20%のガス排出量削減が見られました。