燃料の燃焼・分析を行う研究所であるStazione Sperimentale per i Combustibiliは、イタリア工業省直轄の機関です。アクレディアから認定を受けるとともに主要燃料輸入会社(ガス、石油、石炭)から資金提供を受け、SSCは、XBEEによる酵素燃料処理を利用するディーゼル車の排出ガスと燃料消費率を調べました。
使用された車は、ユーロ3規格でコモンレールを採用するフィアット・マレア1.9 JTD SWです。研究所は、NEDCドライビングサイクル(欧州指令98/69/CE)とECE15のサンプリング(指令91/441/CEE)を適用しました。ドライビングサイクルは、都市部ドライビングサイクル(UDC)と都市部以外ドライビングサイクル(EUDC)の二段階に細分化されました。
UDC 都市部ドライビングサイクル | EUDC 都市部以外ドライビングサイクル | NEDC (UDC + EUDC) 新欧州ドライビングサイクル |
|
---|---|---|---|
CO - 一酸化炭素 (%) | -4.6 | -5.9 | -4.8 |
HC – 未燃炭化水素 (%) | -2.6 | -5.5 | -3.3 |
CO2 - 二酸化炭素 (%) | -2.4 | -2.3 | -2.4 |
NOx - 二酸化窒素 (%) | -0.8 | 14.1 | 6.9 |
PM – 微粒子 (%) | 12.7 | -13.3 | -2.4 |
消費量 (%) | -2.4 | -2.3 | -2.4 |
各実験は、結果の再現性を担保するため、厳密に同一の条件で3回行われました。
この結果は、EN590標準ディーゼル燃料と、同じものに天然燃料添加剤XBEEを加えて改良したものとの差異を表しています。
この実験により、燃料洗浄剤XBEEにより、エンジンが目詰まり気味の最近の車でも、排出ガスや消費量が低減できることが示されました。この現象は、普通に(あるいは重度に)目詰まりしているエンジンにおいて酵素触媒反応によっても強まり、3%から10%程度燃料消費量が低減することがあります。